1990年に公開された、地底から現れる巨大な怪物と、それに対抗する人々の戦いを描いたパニックアクション映画『トレマーズ』。 ネバダ州の小さな町を舞台に、予測不能な地底生物の恐怖と、個性豊かな登場人物たちが繰り広げるサバイバル劇は、観る者をハラハラドキドキさせます。この記事では、映画の核心に迫るネタバレを徹底的に解説します。
『トレマーズ』のネタバレ
ネバダ州の小さな町、パーフェクションでは、便利屋のバルとアールが、地震学者のロンダと共に、地中から現れる巨大な怪物「グラボイズ」に立ち向かいます。町では不可解な死が相次ぎ、人々は孤立無援の状態に。グラボイズは、地中を移動し、触手で獲物を捕らえて引きずり込む恐ろしい生物です。
人々は知恵を絞り、グラボイズを一体ずつ倒していきます。岩場に逃れたり、車で逃走したり、重機を駆使したり。武器マニアのバート夫婦も加勢し、銃火器で応戦します。しかし、最後の1匹は落とし穴を掘って人々を待ち伏せ。
クライマックスでは、バルが崖を利用した奇策でグラボイズを崖下に転落させ、粉砕。ロンダとの愛を成就させ、町に平和が戻ります。
『トレマーズ』の概要
- 監督:ロン・アンダーウッド
- 脚本:S・S・ウィルソン、ブレント・マドック
- 製作:ブレント・マドック、S・S・ウィルソン
- 製作総指揮:ゲイル・アン・ハード
- 公開日:1990年6月15日
- 上映時間:96分
- 製作国:アメリカ
- 配給:ユニヴァーサル=UIP
- ジャンル:アクション、パニック
『トレマーズ』の登場人物
バレンタイン・”バル”・マッキー(ケヴィン・ベーコン)
便利屋で、この物語の主人公の一人。 主な出演作品には、『フットルース』、『アポロ13』などがある。
アール・バセット(フレッド・ウォード)
バルの相棒で、同じく便利屋。 主な出演作品には、『ライトスタッフ』、『UFO』などがある。
ロンダ・レベック(フィン・カーター)
地震学を研究する大学院生。
バート・ガンマー(マイケル・グロス)
武器マニアのサバイバリスト。 『トレマーズ』シリーズにも多数出演。
ヘザー・ガンマー(リーバ・マッキンタイア)
バートの妻で、同じく武器マニア。
『トレマーズ』のストーリー:
異常な出来事
便利屋のバルとアールは、ネバダの田舎町で退屈な日々を送っていました。 ある日、地震学者のロンダが、地中の異常な振動を観測します。 その後、町では不可解な死が相次ぎ、鉄塔の上で脱水死した人や、羊がバラバラにされる事件が起こります。
地底からの脅威
二人は、道路工事現場で、地中から現れた巨大な怪物に遭遇します。 それは、巨大なミミズのような姿をした「グラボイズ」という地底生物でした。 グラボイズは地中を移動し、獲物を触手で捕らえ、地中に引きずり込むことが分かりました。町の人々は、電話線が切断され、道路も寸断され、孤立無援の状態に陥ります。
グラボイズとの戦い
バルとアール、ロンダは、グラボイズの弱点を見つけ出し、協力して立ち向かいます。 岩場に逃げ込んだり、車で逃走したりしながら、知恵と工夫でグラボイズを撃退していきます。町の住人たちも、武器や重機を駆使して戦います。
最後の戦い
最後の1匹となったグラボイズは、落とし穴を掘って人々を待ち伏せします。 バルは、崖を利用した奇策で、グラボイズを崖下に転落させ、粉砕することに成功します。 そして、バルはロンダと愛を成就させます。
まとめ
『トレマーズ』は、B級映画の魅力と、モンスターパニックの興奮を詰め込んだ、エンターテイメント作品です。予測不能な展開と個性的なキャラクター、そしてラストの爽快感は、多くのファンを魅了しています。地底から現れる怪物との戦いというシンプルな設定ながら、知恵と工夫で立ち向かう人々の姿は、観る者に勇気を与えてくれます。一度観たら忘れられない、そんな映画です。