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映画『スパイダーマン2(サム・ライミ版)』のネタバレ!結末まで徹底解説

2004年に公開されたサム・ライミ監督による『スパイダーマン2』は、トビー・マグワイアが演じるピーター・パーカーの苦悩と成長を描いた作品です。ヒーローとしての責任と私生活の間で揺れ動くピーターが、新たな敵、ドクター・オクトパスとの戦いを通じて、真のヒーローとは何かを模索する物語をネタバレありで徹底解説します!

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『スパイダーマン2』のネタバレ!

ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は、スパイダーマンとしての活動と大学生としての生活に苦悩していました。MJ(キルスティン・ダンスト)との関係も上手くいかず、親友のハリー(ジェームズ・フランコ)とはスパイダーマンを巡って溝が深まっていました。そんな中、天才科学者のオットー・オクタビアス(アルフレッド・モリーナ)が実験に失敗し、ドクター・オクトパスとして暴走を開始します。

MJを人質に取られたスパイダーマンは、ドクター・オクトパスとの決戦に挑み、激闘の末に彼を正気に戻します。

しかし、オクタビアスは自らの命と引き換えに核融合実験を阻止し、ピーターはスパイダーマンとしての責任を改めて感じます。MJは婚約者との結婚を破棄し、ピーターと共に生きることを決意。一方、ハリーは父の遺品からグリーンゴブリンの装備を見つけ、復讐を誓うのでした。

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『スパイダーマン2』の概要

『スパイダーマン2』は、2004年に公開されたアメリカのスーパーヒーロー映画です。サム・ライミが監督を務め、アルヴィン・サージェントが脚本を手がけました。スタン・リーとスティーヴ・ディッコによるマーベル・コミックが原作となっています。全世界で7億8376万6341ドル(約847億円)の興行収入を記録し、2004年の全世界興行収入ランキングで第3位にランクインしました。日本では興行収入67億円を記録し、2004年日本興行収入ランキングで第6位となりました。

サム・ライミ

サム・ライミは、1959年生まれのアメリカの映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優です。ホラー映画の代表作である『死霊のはらわた』シリーズで脚光を浴び、『キャプテン・スーパーマーケット』や『ダークマン』など、ヒーロー映画の才能も発揮しました。『スパイダーマン』シリーズでは、監督としてその手腕を遺憾なく発揮し、世界的な成功を収めました。

アルヴィン・サージェント

アルヴィン・サージェントは、1927年生まれのアメリカの脚本家です。『ジュリア』でアカデミー脚色賞を受賞し、『普通の人々』、『愛と青春の旅立ち』など、数多くの名作の脚本を手がけました。『スパイダーマン2』では、ピーター・パーカーの苦悩や葛藤を繊細に描き出し、物語に深みを与えました。

スタン・リーとスティーヴ・ディッコ

スタン・リーは、1922年生まれのアメリカの漫画原作者、編集者、プロデューサーです。スパイダーマン、X-メン、アイアンマンなど、数多くの人気キャラクターを生み出し、マーベル・コミックの発展に大きく貢献しました。スティーヴ・ディッコは、1927年生まれのアメリカの漫画家で、スタン・リーと共にスパイダーマンを創作しました。独特の画風と世界観で、スパイダーマンの人気を不動のものとしました。

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『スパイダーマン2』のキャスト

ピーター・パーカー / スパイダーマン(トビー・マグワイア)

トビー・マグワイアが演じるピーター・パーカーは、遺伝子操作されたクモに噛まれたことで特殊能力を得た青年です。スパイダーマンとして活動する一方、多忙な毎日の中で日常生活が上手くいかず、苦悩しています。トビー・マグワイアは、1975年生まれのアメリカの俳優で、『サイダーハウス・ルール』、『ワンダー・ボーイズ』などに出演しています.

メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(キルスティン・ダンスト)

キルスティン・ダンストが演じるメリー・ジェーン・ワトソンは、ピーターの幼馴染で、長年思いを寄せる女性です。前作でピーターへの恋心を自覚しますが、スパイダーマンとしての活動を優先するピーターとの関係に悩みます。キルスティン・ダンストは、1982年生まれのアメリカの女優で、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』などに出演しています.

ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)

ジェームズ・フランコが演じるハリー・オズボーンは、ピーターの親友です。父親が前作でヴィランとなり、スパイダーマンに倒されたことから、スパイダーマンに対して憎しみを抱いています。ジェームズ・フランコは、1978年生まれのアメリカの俳優で、『DEAN ディーン』でゴールデングローブ賞を受賞しています.

オットー・オクタビアス(アルフレッド・モリーナ)

アルフレッド・モリーナが演じるオットー・オクタビアスは、天才科学者でハリーと共に働いています。人格者で、研究者としても一人の人間としてもピーターの憧れの人物です。アルフレッド・モリーナは、1953年生まれのイギリスの俳優で、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも登場しています.

メイ・パーカー(ローズマリー・ハリス)

ローズマリー・ハリスが演じるメイ・パーカーは、ピーターの叔母で育ての親です。独り立ちしたピーターを常に心配しています. ローズマリー・ハリスは、1927年生まれのイギリスの女優で、『トム・ソーヤーの大冒険』などに出演しています.

『スパイダーマン2』のあらすじと結末

スパイダーマンとしての任務と私生活の苦悩

ピーターは、スパイダーマンとしての任務と大学生としての生活の両立に苦悩していました。ピザ屋のバイトをクビになり、大学でもレポートの提出が遅れ、教授に叱られてしまいます. MJとの関係も上手くいかず、精神的に追い詰められていました.

実験の失敗、ドクター・オクトパスの誕生

ハリーの紹介でオクタビアス博士に会ったピーターは、博士の才能に感銘を受けます。しかし、オクタビアス博士の研究発表会で核融合実験が失敗し、アームによって神経を乗っ取られた博士は、ドクター・オクトパスとしてヴィラン化してしまいます.

スパイダーマン廃業とヒーローの責任

何もかもうまくいかないピーターは、徐々にスパイダーマンの能力を失っていきます。意気消沈したピーターは、スパイダーマンスーツを捨ててしまいます. しかし、火事現場で子供を救出したことや、メイおばさんの言葉に感銘を受け、再びスパイダーマンとなる決意を固めるのでした.

ドクター・オクトパスとの決着、MJとの恋

ドクター・オクトパスはMJを連れ去り、スパイダーマンをおびき寄せます. 激闘の末、スパイダーマンはドクター・オクトパスを正気に戻し、オクタビアスは自ら犠牲となることで実験の爆発を防ぎます. スパイダーマンの正体がバレたピーターは、MJと恋ができないという本音を伝えますが、MJは婚約を破棄し、ピーターと共にあることを選びます.

まとめ

『スパイダーマン2』は、ヒーローとしての責任と私生活の狭間で揺れ動くピーター・パーカーの葛藤を描いた作品です。アクションシーンの迫力はもちろん、人間ドラマとしても見応えがあり、スパイダーマンの原点を知る上で欠かせない作品と言えるでしょう。MJとの恋の行方や、サム・ライミ監督ならではの演出にも注目です.