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映画『パニッシャー』のネタバレ!

愛する家族をマフィアに殺されたFBI捜査官フランク・キャッスル。彼は、法では裁けぬ悪を葬るため、“パニッシャー”(制裁者)となり、復讐の鬼と化す。マーベルコミック原作のダークヒーローアクション映画『パニッシャー』。アメコミ映画といえば、特殊能力を持ったヒーローが活躍するイメージですが、この作品は、肉体と知恵のみで戦う男の復讐劇を描いています。勧善懲悪ストーリーで、バイオレンス描写も満載ですが、拷問シーンは直接的には描かれていません。

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『パニッシャー』のネタバレ!

FBI捜査官フランクは、潜入捜査中にマフィアのボス、ハワード・セイントの息子を殺してしまいます。その復讐として、フランクの家族はセイントに惨殺されてしまいます。 一命を取り留めたフランクは、復讐を決意し、“パニッシャー”としてセイントに戦いを挑みます。

セイントの資金洗浄を妨害したり、彼の妻リヴィアと腹心クエンティンが不倫をしているという嘘の情報を流したりと、様々な策略を駆使してセイントを追い詰めていきます。

そして、セイントはフランクの罠によって、クエンティンとリヴィアを自らの手で殺害してしまいます。

最終的に、フランクはセイントを追い詰め、彼を爆死させ、復讐を果たします。 復讐を終えたフランクは、“パニッシャー”として、悪を裁く道を選びます。

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「パニッシャー」の概要

『パニッシャー』は、2004年に公開されたマーベルコミック原作のアクション映画です。監督はジョナサン・ヘンズリー、脚本はジョナサン・ヘンズリーとマイケル・フランスが担当しています。 主演はトーマス・ジェーンで、彼は復讐に燃える主人公フランク・キャッスルを熱演しています。 敵役であるマフィアのボス、ハワード・セイントを演じるのはジョン・トラボルタです。

  • マーベル作品ではありますが、超能力や特殊なスーツなどは登場せず、銃火器を駆使したリアルなアクションが展開されます。
  • 原作ではベトナム帰還兵という設定ですが、本作ではFBI捜査官という設定になっています。
  • 家族を殺された男の壮絶な復讐劇と、善悪の境界線を問いかけるテーマが描かれています。
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『パニッシャー』のキャスト

フランク・キャッスル / パニッシャー(トーマス・ジェーン)

元FBI捜査官で、家族を殺されたことをきっかけに“パニッシャー”となる。 6ヶ国語を話し、戦闘技術にも長けている。 トーマス・ジェーンは、映画『ミスト』や『ハンガー・ゲーム』シリーズなどで知られる俳優。

ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)

マフィアのボスで、フランクの家族を殺害した張本人。 ジョン・トラボルタは、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』や『パルプ・フィクション』などで知られる俳優。

クエンティン・グラス(ウィル・パットン)

セイントの組織の会計士で、20年来の友人。 フランクの策略により、セイントに殺されてしまう。 ウィル・パットンは、映画『アルマゲドン』や『タイタンの戦い』などで知られる俳優。

ミッキー・デュカ(エディ・ジェイミソン)

セイントの部下だったが、フランクに寝返り、彼に協力する。 エディ・ジェイミソンは、映画『ロッキー5』やドラマ『LOST』などに出演している俳優。

ジョアン(レベッカ・ローミン)

フランクが移り住んだアパートの住人で、彼に協力する。 レベッカ・ローミンは、映画『X-MEN』シリーズやドラマ『アグリー・ベティ』などで知られる女優。

デイブ(ベン・フォスター)

フランクの住むアパートの住人で、彼に協力する。 ベン・フォスターは、映画『ホステージ』や『3:10 to ユマ』などに出演している俳優。

バンポ(ジョン・ピネット)

フランクの住むアパートの住人で、彼に協力する。 ジョン・ピネットは、映画『ザ・ファイター』やドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』などに出演している俳優。

リヴィア・セイント(ローラ・ハリング)

セイントの妻。 フランクの策略により、セイントに殺されてしまう。 ローラ・ハリングは、映画『マルホランド・ドライブ』やドラマ『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』などに出演している女優。

『パニッシャー』のあらすじと結末

潜入捜査と家族の悲劇

FBI捜査官フランク・キャッスルは、武器密輸組織への潜入捜査中に、組織のボスであるハワード・セイントの息子を殺してしまいます。 任務を終え、家族との休暇をプエルトリコで過ごしていたフランクでしたが、セイントの復讐により、家族全員を惨殺されてしまいます。

復讐の鬼“パニッシャー”

瀕死の重傷を負いながらも生き延びたフランクは、セイントへの復讐を決意し、“パニッシャー”となります。 彼は、アジトに武器を隠し、改造車を用意するなど、周到な準備を進めます。 そして、セイントの組織に潜入していたミッキーを拉致し、彼を脅迫してセイントの情報を聞き出します。

策略と心理戦

フランクは、セイントの資金洗浄を妨害したり、 彼の妻リヴィアと腹心クエンティンが不倫をしているという嘘の情報を流したりと、様々な策略を駆使してセイントを追い詰めていきます。 セイントは、フランクが生きていることを知り激怒し、刺客を送り込んできますが、フランクはアパートの住人たちの助けを借りて撃退します。

悲劇的な結末

フランクの策略により、セイントはクエンティンとリヴィアを自らの手で殺害してしまいます。 セイントは、フランクに復讐しようとしますが、返り討ちに遭い、爆死します。

パニッシャーの誕生

復讐を果たしたフランクでしたが、家族を失った悲しみは消えることはありませんでした。 彼は自殺を考えますが、思いとどまり、悪を裁く“パニッシャー”として生きていくことを決意します。

まとめ

映画『パニッシャー』は、家族を殺された男の壮絶な復讐劇を描いた作品です。 超人的な能力を持たない主人公が、知恵と肉体のみで悪に立ち向かう姿は、多くの観客に共感と感動を与えるでしょう。 また、本作は、復讐の是非や善悪の境界線といった深いテーマも提示しており、単なるアクション映画を超えた作品となっています。