オーストラリアの雄大な自然を舞台に、巨大な人喰いワニと人間の壮絶な戦いを描いたパニック映画『マンイーター』。観光客を乗せたボートがワニに襲われ、逃げ場のない孤島に取り残された彼らの運命は…！？この記事では、映画『マンイーター』のネタバレを含むあらすじ、登場人物、見どころなどを詳しく解説していきます。結末まで知りたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
映画「マンイーター」の概要
『マンイーター』は、2007年にアメリカとオーストラリアで製作されたモンスターパニック映画です。監督はグレッグ・マクリーンが務め、99分の手に汗握る展開が繰り広げられます。
- 巨大ワニに襲われる恐怖と、閉鎖的な状況下でのサバイバル劇が見どころ。
- スプラッター表現や性的な描写は控えめで、純粋な恐怖描写に重点を置いている。
- 「ジョーズ」や「ディープ・ブルー」のようなサメ映画の名作と比較すると、ワニ映画はヒット作が少ない中で、異彩を放つ作品として評価されている。
主演は「サイレントヒル」で知られるラダ・ミッチェルで、彼女が演じるガイドのケイトが、ワニの脅威と戦いながら乗客を助けようとする姿が描かれています。「アバター」のサム・ワーシントンも出演していますが、脇役であり、物語の中盤でワニに食べられてしまいます。
映画『マンイーター』のネタバレ！
オーストラリア奥地の観光ツアー中、ガイドのケイトが操縦するボートが巨大ワニに襲われます。乗客たちは近くの孤島に逃げ延びますが、そこは満潮になると水没する場所でした。無線も繋がらず、救助を待つ間にもワニの脅威は刻一刻と迫ります。
生存をかけた脱出劇が始まり、次々と犠牲者が出ていきます。助けに来たケイトの知人ニールもワニの餌食になり、絶望的な状況に陥りますが、生き残ったピートは、ケイトの飼い犬を犠牲にしてワニを捕獲しようと試みます。しかし、ワニは罠から逃れ、ケイトが襲われてしまいます。
ピートはケイトを助けようとしますが、ワニに襲われながらも、最後は機転を利かせて巨大ワニを倒すことに成功します。
映画『マンイーター』のキャスト
ケイト（ラダ・ミッチェル）
本作の主人公である女性ガイド。観光客を乗せたボートがワニに襲われたことをきっかけに、危険な状況下で冷静さを失わず、乗客たちの安全を確保しようと奮闘する。
ラダ・ミッチェルは、映画『サイレントヒル』やドラマ『エイリアス』などで知られる女優。
ピート（マイケル・ヴァルタン）
旅行記者の男性。ワニに襲われたボートに乗っていた観光客の一人。ケイトと共に、生き残るために様々な方法を試みる。
マイケル・ヴァルタンは、ドラマ『エイリアス』や映画『ネバー・ダイ』などに出演している俳優。
ニール（サム・ワーシントン）
ケイトの知人。ケイトたちの窮地を救うため、ボートで駆けつけるが、ワニに襲われ命を落とす。
サム・ワーシントンは、映画『アバター』や『ターミネーター4』などで知られる俳優。
メアリー（キャロライン・ブレイジャー）
夫のエヴェレットと共にツアーに参加していた女性。夫をワニに殺され、悲しみに暮れる。
キャロライン・ブレイジャーは、オーストラリアの女優で、テレビドラマを中心に活動している。
シェリー（ミア・ワシコウスカ）
アレンの娘。父親と共にツアーに参加していたが、ワニの襲撃により危険な目に遭う。
ミア・ワシコウスカは、映画『アリス・イン・ワンダーランド』や『ジェーン・エア』などで知られる女優。
映画『マンイーター』のあらすじと結末
観光ツアー中の悲劇
オーストラリアの奥地を流れる川で、観光客を乗せた小型ボートが巨大ワニに襲撃されます。ボートは転覆し、乗客たちは近くの小島に避難しますが、そこは満潮になると水没する中州でした。ガイドのケイトは無線で助けを呼びますが、電波が届きません。
逃げ場のない恐怖
孤立無援の状況下で、乗客たちはワニの恐怖に怯えながら救助を待ちます。 ケイトの知人であるニールがボートで駆けつけますが、彼もワニの餌食になってしまいます。
犠牲と決断
ピートは、ケイトの飼い犬ケビンを犠牲にしてワニを捕獲しようと提案します。 ケイトは反対しますが、他の選択肢がない状況下で、苦渋の決断を迫られます。
最後の対決
ワニは罠にかかりますが、すぐに脱出してしまい、ケイトが襲われてしまいます。 ピートはケイトを助けようとワニに立ち向かい、激しい死闘を繰り広げます。
生存者たち
ピートは機転を利かせてワニを倒し、ケイトを救出します。 救助隊が到着し、生き残ったピートとケイト、そして他の乗客たちは無事保護されます。
まとめ
『マンイーター』は、巨大ワニの恐怖と、極限状態での人間のサバイバルを描いたパニック映画です。ハラハラドキドキの展開は、最後まで目が離せません。美しいオーストラリアの自然を背景に、容赦なく襲いかかるワニの姿は、まさに自然の脅威を体感させてくれます。 B級映画ながら、ワニの造形や演出は迫力満点で、パニック映画好きにはおすすめの作品です。
