「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」では、ヴォルデモート卿の勢力がさらに強大化し、魔法界全体が暗雲に立ち込めます。分霊箱を探し破壊する旅に出るハリー、ロン、ハーマイオニーの3人を待ち受けるのは、過酷な運命と数々の試練。 ついに明かされる「死の秘宝」の謎、深まるヴォルデモート卿との因縁、そして衝撃のラスト… 手に汗握る展開から目が離せない!
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』のネタバレ
ダンブルドア校長を失い、悲しみに暮れるハリーたち。彼らに残された希望は、分霊箱を探し出して破壊すること。過酷な旅の末、魔法省への潜入、ハリーの故郷ゴドリックの谷での死闘など、様々な困難に立ち向かいます。
その過程で明かされる「死の秘宝」の存在、そしてヴォルデモート卿との関係。 ついに明らかになるハリー誕生の秘密、そして待ち受ける残酷な運命とは?
友情、裏切り、そして愛…様々な感情が交錯する中、クライマックスへと物語は加速していきます。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の概要
- 公開日: 2010年11月19日 (日本)
- 監督: デイビッド・イェーツ
- 原作: J・K・ローリング
- 上映時間: 146分
- 配給: ワーナー・ブラザース
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の登場人物
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
ヴォルデモート卿の魔の手から生き残った「生き残った男の子」。両親はヴォルデモート卿に殺され、額には稲妻型の傷が残っている。今作では、分霊箱を破壊するために旅に出る。
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)
ハリーの親友。ウィーズリー家の6男。今作では、ハリーと共に分霊箱を探し、破壊する旅に出るが、不安と嫉妬からハリーとハーマイオニーの元を離れてしまう。
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)
ハリーの親友。マグル(非魔法族)出身だが、優秀な魔女。今作では、ハリーと共に分霊箱を探し、破壊する旅に出る。
ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)
闇の魔法使い。ハリーの両親を殺害し、ハリーを殺そうとした張本人。世界征服を企む。今作では、ついに最強の杖と言われる「ニワトコの杖」を手に入れる。
セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)
ホグワーツ魔法魔術学校の教師。今作では、ホグワーツの校長に就任する。
アルバス・ダンブルドア(マイケル・ガンボン)
ホグワーツ魔法魔術学校の校長。前作で死亡する。
ルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)
ホグワーツの森番。ハリーの良き理解者。
ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)
ハリーの宿敵。純血主義を信奉する。
ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)
ヴォルデモート卿に心酔する残忍な死喰い人。シリウス・ブラックの従姉。
ルシウス・マルフォイ(ジェイソン・アイザックス)
ドラコの父親。死喰い人。
クリーチャー
ブラック家の屋敷しもべ。
ゼノフィリウス・ラブグッド(リス・エヴァンス)
ルーナの父親。雑誌「ザ・クィブラー」の編集長。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』のストーリー
旅立ちと死闘の始まり
ダンブルドア校長の死後、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、ヴォルデモート卿を倒すため、分霊箱を探し破壊する旅に出発する。 しかし、ヴォルデモート卿とその手下の死喰い人たちは、執拗にハリーたちを追撃する。 ハリーは、ヴォルデモート卿と心を通じ合わせてしまう苦しみを味わい、ロンは分霊箱の影響で不安定になり、ハーマイオニーは2人の間で板挟みになる。
魔法省潜入と分霊箱奪取
3人は、魔法省に潜入し、ドローレス・アンブリッジが持っていたスリザリンのロケットを奪取することに成功する。 しかし、魔法省からの脱出は困難を極め、ロンは腕に重傷を負ってしまう。
ロンとの別れと再合流
分霊箱の影響で精神的に追い詰められたロンは、ハリーとハーマイオニーを責め、2人の元を去ってしまう。 ハリーとハーマイオニーは、2人だけで分霊箱の破壊方法を探し続ける。 一方、ロンは後悔し、ダンブルドアが残した「火消しライター」の導きにより、ハリーとハーマイオニーの元へ戻ってくる。 3人は再会を果たし、ロンはグリフィンドールの剣でスリザリンのロケットを破壊することに成功する。
死の秘宝の謎
ハーマイオニーは、「死の秘宝」のマークがダンブルドアの遺品や墓石にあることに気づく。 ルーナの父親であるゼノフィリウス・ラブグッドから、「死の秘宝」とは「ニワトコの杖」「蘇りの石」「透明マント」の3つであり、すべてを手に入れた者は「死を制する者」になれるという言い伝えを聞く。
マルフォイ邸での囚われと脱出
ルーナを人質に取られたゼノフィリウス・ラブグッドの裏切りにより、ハリーたちは死喰い人に捕まり、マルフォイ邸に連行される。 地下牢に囚われたハリーたちは、屋敷しもべドビーの助けで脱出を試みる。 しかし、ベラトリックスが投げたナイフがドビーに当たり、ドビーは命を失ってしまう。
ヴォルデモート卿、「ニワトコの杖」を手に入れる
ヴォルデモート卿は、ダンブルドアの墓を暴き、「ニワトコの杖」を手に入れる。 「死の秘宝」の一つを手に入れたヴォルデモート卿は、さらなる力を得て、ハリーたちへの脅威を増していく。
伏線:次作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」への期待を高める要素
- 「ニワトコの杖」の真の所有者: グリンデルバルドからダンブルドア、そしてドラコ・マルフォイへと所有者が移っていった「ニワトコの杖」。ヴォルデモート卿は杖を手にしたが、真の所有者ではないため、その力を完全に発揮することができない。 次作では、杖の所有権を巡る争いが重要なポイントとなる。
- 残りの分霊箱: 3つの分霊箱を破壊したハリーたちだが、まだ残りは4つ。 次作では、残りの分霊箱探し、そしてヴォルデモート卿との最終決戦が描かれる。
- ハリーとヴォルデモート卿の運命: 「生き残った男の子」であるハリーと、最強の闇の魔法使いであるヴォルデモート卿。2人の間には、深い因縁と避けられない運命が暗示されている。 次作でついに決着を迎える2人の戦いの行方が、最大の注目点となる。
まとめ
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」は、ハリーたちの過酷な運命と、魔法界全体の危機を描いた、緊迫感あふれる作品です。分霊箱破壊の旅、死の秘宝の謎、「ニワトコの杖」争い、そしてドビーの死…様々な出来事がハリーたちを苦しめ、最終決戦へと向かわせます。次作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」でついに完結を迎える壮大な物語から、ますます目が離せません!