1987年公開の映画『ゴールデン・チャイルド』は、エディ・マーフィ主演のアクションコメディ映画です。何度か地上波で放送され、当時子供だった多くの人にとって懐かしい作品かもしれません。しかし、ストーリーをうっすらとしか覚えていない人も多いのではないでしょうか？この記事では、『ゴールデン・チャイルド』のストーリーをネタバレ込みで詳しく解説していきます。懐かしさに浸りながら、あの頃の記憶を呼び覚ましてみませんか？
『ゴールデン・チャイルド』のネタバレ
世界を救う力を持つ少年“ゴールデン・チャイルド”が、悪魔崇拝者であるサード・ナンスパに誘拐されてしまいます。ゴールデン・チャイルドを助けるため、“選ばれし者”であるチャンドラー・ジャレルがチベットの女性キー・ナンと共に冒険の旅に出ます。
チャンドラーは持ち前の機転とユーモアで数々の試練を乗り越え、やがてゴールデン・チャイルドを救出します。しかし、サードは強力な力でチャンドラーに襲いかかり、キー・ナンはチャンドラーを庇って命を落としてしまいます。
チャンドラーは悲しみに憤慨しますが、ゴールデン・チャイルドの力でキー・ナンは蘇生。二人は愛を確かめ合い、物語はハッピーエンドを迎えます。
『ゴールデン・チャイルド』の概要
映画『ゴールデン・チャイルド』は、マイケル・リッチーが監督を務め、1986年に製作された上映時間93分のアメリカ映画です。この作品は、コメディ、アクション、ラブストーリーという複数のジャンルを融合させた、エンターテイメント性の高い作品として知られています。
- 監督：マイケル・リッチー マイケル・リッチーは、本作以外にも様々なジャンルの映画を手がけており、その演出手腕が『ゴールデン・チャイルド』でも発揮されています。
- 製作年：1986年 1980年代を代表するアクションコメディ映画として、当時としては斬新な特殊効果や演出が用いられています。この年代の映画特有の雰囲気も楽しむことができます。
- 上映時間：93分 93分という比較的コンパクトな上映時間の中で、テンポよく物語が展開されます。そのため、飽きることなく最後まで楽しむことができるでしょう。
- ジャンル：コメディ、アクション、ラブストーリー 本作は、エディ・マーフィの持ち味であるコメディ要素をベースに、アクションシーンやラブストーリーの要素がバランス良く盛り込まれています。そのため、幅広い層の観客が楽しめる作品となっています。
エディ・マーフィのコミカルな演技、シャーロット・ルイスの華麗なアクションシーン、そして当時の技術を駆使した特殊効果 が見どころ。
また、物語の展開に合わせて変化する登場人物たちの心情や、善と悪の対立構造も、この映画の魅力的な要素となっています。 1000年に一度生まれるという特別な子供の設定や、悪魔との戦いといった、非日常的な要素も、観客の心を掴む要因となっています。
『ゴールデン・チャイルド』の登場人物
チャンドラー・ジャレル（エディ・マーフィ）
行方不明の子供を探す“探し屋”を営んでいる、おちゃらけた性格の男。女性や子供には優しく接する。ゴールデン・チャイルドを助ける“選ばれし者”に選ばれる。 主演のエディ・マーフィは、『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズや『星の王子/ニューヨークへ行く』など、数々のコメディ映画で人気を博した俳優。
キー・ナン（シャーロット・ルイス）
チベットから来た女性。誘拐されたゴールデン・チャイルドの救出をジャレルに依頼する。真面目な性格で、武術の達人。
サード・ナンスパ（チャールズ・ダンス）
ゴールデン・チャイルドを誘拐し、殺害を企む悪魔崇拝者。瞬間移動や変身といった超能力を持つ。
大僧正（ヴィクター・ウォン）
キー・ナンの父親である寺院の大僧正。飄々とした掴みどころのない性格だが、深い愛情と優しさを持つ。
ゴールデン・チャイルド（J・T・リアート）
神秘の力を持つ少年。1000年に一度生まれる存在で、世界を善に導く力を持つ。もし殺されれば、世界は地獄と化してしまう。
『ゴールデン・チャイルド』のあらすじと結末
ゴールデン・チャイルド誘拐
チベットの寺院に、特別な力を持つ少年“ゴールデン・チャイルド”がいました。彼は死んだ動物を生き返らせる力を持っていました。ある日、悪魔崇拝者のサード・ナンスパ率いる一味が寺院を襲撃し、ゴールデン・チャイルドを誘拐します。
探し屋ジャレル
一方、アメリカでは、チャンドラー・ジャレルが“探し屋”として行方不明の子供を探す仕事を営んでいました。 ある日、キー・ナンというチベットの女性が彼の元を訪ね、ゴールデン・チャイルドの捜索を依頼します。 キーは、ゴールデン・チャイルドが世界を救う存在であり、ジャレルが彼を助ける“選ばれし者”だと告げます。 ジャレルは最初は信じませんでしたが、不可解な事件に巻き込まれていく中で、次第にキーの言葉を信じるようになります。
チベットへの旅
ジャレルはキーと共にチベットへ向かいます。 そこで大僧正に出会い、ゴールデン・チャイルドを殺すために必要な短剣の場所を教えてもらいます。 ジャレルは危険な試練を乗り越え、短剣を入手することに成功します。 しかし、サードは執拗深く彼らを追跡し、キーはジャレルを庇って命を落としてしまいます。
最後の対決
悲しみに暮れるジャレルでしたが、ゴールデン・チャイルドを救う決意を新たにします。 サードとの最終決戦の末、ジャレルはゴールデン・チャイルドの力を借りてサードを倒します。 そして、ゴールデン・チャイルドの力でキーは蘇生。二人は愛を確かめ合い、物語はハッピーエンドを迎えます。
『ゴールデン・チャイルド』の見どころ
エディ・マーフィのコメディ
『ゴールデン・チャイルド』は、エディ・マーフィの特徴であるコメディ要素が満載の作品です。 彼はシリアスな場面でも軽口を叩き、観客を笑わせます。 特に、ネパールの空港の出国管理所のシーンは彼のユーモアセンスが爆発しており、必見です。
アクションシーン
キー・ナン役のシャーロット・ルイスのアクションシーンも見どころの一つです。 彼女は武術の達人という設定で、敵を華麗な技で倒していきます。 そのしなやかで力強いアクションは、見ていて爽快です。
特殊効果
1986年当時の技術を駆使した特殊効果も、作品の魅力を引き立てています。 特に、サードの変身シーンやクライマックスの戦闘シーンは、迫力満点です。 現代のCG技術とは異なる、独特の味わいを楽しむことができます。
まとめ
『ゴールデン・チャイルド』は、エディ・マーフィのコミカルな演技と、ハラハラドキドキの冒険ストーリーが楽しめる作品です。当時見た人も、初めて見る人も楽しめる作品です。動画配信サービスでも視聴できるので、ぜひご覧ください。
