リュック・ベッソンが製作・脚本を手がけ、エド・スクレインが主演を務める映画『トランスポーター イグニション』。本記事では、リブート版として新たなフランク・マーティンの活躍を描いた本作のあらすじ、キャスト、ネタバレ、そして見どころを詳しく解説します。
『トランスポーター イグニション』ネタバレ!
フランクは、アンナに協力し、見事カラゾフを追い詰めます。銃撃戦の末、アンナはカラゾフを射殺。フランクはアンナを撃つことができず、彼女は姿を消します。
その後、フランクの父は警察の事情聴取を受けますが、フランクを守ります。アンナは、奪った資金を仲間の遺族やフランク親子に送金し、物語は幕を閉じます。
『トランスポーター イグニション』の概要
映画『トランスポーター イグニション』は、2015年に公開されたフランス・中国のアクション映画。「トランスポーター」シリーズのリブート作品であり、新たな主人公フランク・マーティンをエド・スクレインが演じています。
監督 カミーユ・ドゥラマーレ
フランス出身の映画監督・編集技師。アクション映画の編集に精通し、『96時間/リベンジ』などの作品で編集を担当した経験を持つ。本作では、スピーディーな編集とスタイリッシュな映像表現を駆使し、リブート版のトランスポーターを新たな形で描いた。
製作・脚本 リュック・ベッソン
フランスを代表する映画監督・脚本家・プロデューサー。『レオン』や『フィフス・エレメント』などの名作を手がけ、アクション映画の分野でも大きな影響力を持つ。『トランスポーター』シリーズの生みの親であり、本作でもプロデューサーとして製作に関わるとともに、シリーズの特徴であるダイナミックなアクションとテンポの良いストーリーを再構築した。
本作は、前作までのジェイソン・ステイサムから主演が交代したことや、脚本に対する否定的なレビューがあったものの、世界で7200万ドルの興行収入を記録し、成功を収めています。
『トランスポーター イグニション』のキャスト
フランク・マーティン(エド・スクレイン)
プロの運び屋。依頼内容を厳守する。 エド・スクレインは、「デッドプール」などに出演。
フランク・シニア(レイ・スティーヴンソン)
フランクの父で元スパイ。 レイ・スティーヴンソンは、「マイティ・ソー」などに出演。
アンナ(ロアン・シャバノル)
カラゾフへの復讐を誓う女性。 ロアン・シャバノルは、本作の他にはTVシリーズなどに出演。
ジーナ(ガブリエラ・ライト)
アンナの仲間。バスク地方出身で、フランクの父と仲良くなる。 ガブリエラ・ライトは、TVシリーズで活躍。
マリア(タティアナ・パイコヴィッチ)
アンナの仲間。金髪の美女で、フランクの父に色仕掛けで近づき誘拐。 タティアナ・パイコヴィッチは、モデルとしても活躍。
キャオ(ウェンシア・ユー)
アンナの仲間。アジア系の女性。 ウェンシア・ユーは、「Equalizer 2」などに出演。
アルカディ・カラゾフ(ラシャ・ブコヴィッチ)
マフィアのボスで、アンナに復讐される。 ラシャ・ブコヴィッチは、舞台や映画で活躍。
『トランスポーター イグニション』のあらすじと結末
悪夢の始まり
1995年、アンナは売春婦として働くことを強いられていた。2010年、フランクはアンナから依頼を受けますが、それは罠でした。アンナは、フランクの父を誘拐しており、フランクを脅して仕事を引き受けさせます。
復讐への序章
フランクは父親を人質に取られ、アンナの計画に協力せざるを得なくなります。アンナの目的は、長年カラゾフに強いられてきた恨みを晴らす こと、つまりカラゾフへの復讐でした。アンナ達はカラゾフの取り巻きに近づいて、カラゾフの持っている有り金を全部巻き上げる計画を立てています。
計画の実行、そして予期せぬ事態
フランクはアンナと協力し、カラゾフの資金を奪う計画を実行します。しかし、カラゾフも反撃に出て、フランクの父を誘拐。ジーナはカラゾフの手下であるユーリに近づきますが、取り巻きにばれてしまい、瀕死の重傷を負ってしまいます。
暴力に屈しない!自力で未来を切り開く道
フランクとアンナはカラゾフの本拠地へ乗り込み、激しい銃撃戦。アンナはカラゾフを倒しますが、フランクを撃つことはできませんでした。アンナは仲間を失った悲しみを抱えながら、姿を消します。その後、アンナは残された資金を仲間とその家族、そしてフランク親子に送金し、物語は終わりを迎えます。
まとめ
映画『トランスポーター イグニション』は、リュック・ベッソンらしい、スタイリッシュなアクションとサスペンスが満載の作品です。エド・スクレイン演じる新たなフランク・マーティンと、レイ・スティーヴンソン演じる父親との絆にも注目です。リブート作品として新たな魅力を放つ本作を、ぜひお楽しみください。