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映画『ダイ・ハード2』のネタバレ!

1990年に公開された大ヒットアクション映画『ダイ・ハード2』は、ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事が、前作に続きクリスマスの日に不運にもテロ事件に巻き込まれる姿を描いた人気シリーズの第2弾です。今回はワシントン・ダレス国際空港を舞台に、麻薬王奪還を企む元軍人テロリストたちとマクレーンが孤軍奮闘する物語。この記事では、『ダイ・ハード2 ネタバレ』として、あらすじからキャスト、衝撃のラストシーンまで、映画の魅力を余すところなく徹底解説します。

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ダイ・ハード2のネタバレ!

『ダイ・ハード2』は、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)がワシントン・ダレス空港で偶然テロリストを目撃し、空港全体を巻き込むテロ事件に巻き込まれる物語です。テロリストたちは麻薬王ラモン・エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)を奪還しようとしており、管制塔を占拠して空港システムを麻痺させます。

マクレーンは単独で立ち向かい、燃料切れの危機にある飛行機を救うため奮闘します。テロリストのリーダーと死闘を繰り広げ、最終的に飛行機を爆破させ、無事ホリーと再会します。

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「ダイ・ハード2」の概要

映画『ダイ・ハード2』は、1990年に公開されたアメリカのアクション映画です。 監督は『エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター 最後の反撃』(1988)や『クリフハンガー』(1993)などを手掛けたレニー・ハーリンが務めました。前作『ダイ・ハード』(1989)の成功を受けて製作された続編であり、再びブルース・ウィリスが主演を務めています。

監督:レニー・ハーリン

レニー・ハーリンはフィンランド出身の映画監督で、アクション映画やサスペンス映画を中心に数々のヒット作を監督しています。『ダイ・ハード2』の他にも、『クリフハンガー』(1993)、『カットスロート・アイランド』(1995)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996)、『ディープ・ブルー』(1999)など、大規模なアクションシーンやスリリングな展開を得意としています。彼の演出は、観客を飽きさせないスピード感と、迫力ある映像表現が特徴です。

原作:ウェルター・ウェイジャー『ケネディ空港/着陸不能』

『ダイ・ハード2』の原作は、ウェルター・ウェイジャーの小説『ケネディ空港/着陸不能』(原題:58 Minutes)です。ウェルター・ウェイジャーは、主にサスペンスやスリラー小説を執筆したアメリカの作家です。彼の作品は、緊迫感のあるストーリー展開と、リアルな描写が特徴で、『ケネディ空港/着陸不能』も、空港を舞台にしたテロ事件を描いたスリリングな作品です。映画では、舞台がケネディ空港からワシントン・ダレス空港に変更されるなど、いくつかの点で原作とは異なる部分があります。

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ダイ・ハード2のキャスト

ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)

ブルース・ウィリスが演じるジョン・マクレーンは、アナログで型破りな刑事です。元々はニューヨーク市警でしたが、妻のホリーの勤務地に合わせてロサンゼルス市警に異動しました。

前作での立てこもり事件を機に妻との関係は改善し、今回はホリーを迎えにダレス空港へ来て事件に巻き込まれます。ブルース・ウィリスは、『パルプ・フィクション』(1994)、『アルマゲドン』(1998)、『シックス・センス』(1999)など、数々の大ヒット作で主演を務めるハリウッドを代表するアクションスターです。

ホリー・マクレーン(ボニー・ベデリア)

ボニー・ベデリアが演じるホリー・マクレーンは、ジョンの妻です。クリスマス休暇をジョンたち家族と過ごすため、ワシントンDCへ向かう飛行機に乗っていますが、ダレス空港上空で足止めされてしまいます。観察眼が鋭く気の強い女性で、前作での経験から夫との絆を深めています。ボニー・ベデリアは、『裸足の1マイル』(1986)、『推定無罪』(1990)などに出演している実力派女優です。

スチュアート大佐(ウィリアム・サドラー)

ウィリアム・サドラーが演じるスチュアート大佐は、追放された元アメリカ軍人で、エスペランザ将軍を奪還するために仲間と共に空港ジャックを実行するテロリストのリーダーです。冷酷非道な性格で、目的のためには手段を選びません。ウィリアム・サドラーは、『ショーシャンクの空に』(1994)、『グリーンマイル』(1999)など、数々の作品で印象的な悪役を演じています。

エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)

フランコ・ネロが演じるエスペランザ将軍は、バルベルデ共和国の独裁者で、麻薬王として逮捕されアメリカへ移送される途中です。かつてはアメリカの支援を受けて共産主義者と戦い英雄とされていましたが、後に不正が発覚しました。フランコ・ネロは、『続・荒野の用心棒』(1966)、『マカロニ』(1985)など、数多くのイタリア映画に出演している名優です。

カーマイン・ロレンゾ警部(デニス・フランツ)

デニス・フランツが演じるカーマイン・ロレンゾ警部は、空港警察署長です。自分の管轄内で騒ぎを起こすジョンに対し強い対抗心を抱いており、彼の忠告を無視したためにテロ事件の対策が遅れてしまいます。デニス・フランツは、テレビドラマ『NYPDブルー』(1993-2005)での演技が広く知られています。

エド・トルドー(フレッド・ダルトン・トンプソン)

フレッド・ダルトン・トンプソンが演じるエド・トルドーは、ダレス空港の管制部長です。空港上空で待機する航空機を無事に地上に帰すために奔走します。フレッド・ダルトン・トンプソンは、俳優であると同時に弁護士や政治家としても活動していました。

レスリー・バーンズ(アート・エヴァンス)

アート・エヴァンスが演じるレスリー・バーンズは、ダレス空港のチーフ・エンジニアで、ジョンに協力的な人物の一人です。建設中の管制塔から航空機に連絡を取る作戦を思いつきますが、敵の襲撃に遭い、ジョンに命を救われます。アート・エヴァンスは、『クロコダイル・ダンディーII』(1988)などに出演しています。

リチャード・ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)

ウィリアム・アザートンが演じるリチャード・ソーンバーグは、テレビ局のキャスターで、前作の立てこもり事件のおかげで出世しました。ホリーと同じ飛行機に乗り合わせており、特ダネのためなら事件の悪化も気にしない身勝手な男です。ウィリアム・アザートンは、『ゴーストバスターズ』(1984)などにも出演しています。

グラント少佐(ジョン・エイモス)

ジョン・エイモスが演じるグラント少佐は、アメリカ陸軍のテロ対策部隊隊長です。犯人逮捕のために出動し、当初はジョンに対し好意的な態度を取りますが、実はスチュアートの仲間でした。ジョン・エイモスは、『ブルース・ブラザース』(1980)、『ダイ・ハード3』(1995)などに出演しています。

マービン(トム・バウアー)

トム・バウアーが演じるマービンは、空港の用務員で、ジョンに協力し、様々な情報を提供します。トム・バウアーは、『ビバリーヒルズ・コップII』(1987)などに出演しています。

サマンサ・コールマン(シーラ・マッカーシー)

シーラ・マッカーシーが演じるサマンサ・コールマンは、WNTWニュースのテレビレポーターで、スクープを狙っています。ジョンは彼女の報道ヘリコプターを利用して行動します.

その他、ロバート・パトリックがオライリー役で出演しています。レジナルド・ヴェルジョンソンは、前作に続きアル・パウエル役で登場し、ジョンに協力します。

ダイ・ハード2のあらすじと結末

妻を迎えに来た男が、なぜテロリストと戦う羽目に?

クリスマスの夜、ジョン・マクレーンは愛する妻ホリーを迎えに雪の降るワシントン・ダレス国際空港に到着します。しかし、空港内のバーで怪しい2人組を目撃したことから、彼の運命は急転します。彼らを追跡するうちに銃撃戦となり、ジョンは一味の陰謀に気づき始めます。空港警察のロレンゾ署長は彼の警告を一蹴しますが、ジョンは独自に捜査を進め、死んだはずの元軍人が事件に関わっていることを突き止めます。

空港システムがダウン!上空の飛行機は燃料切れ寸前!

ジョンがロレンゾの制止を振り切り管制塔に乗り込み、チーフ管制官トルドーに事態を説明しようとした矢先、滑走路の誘導灯が消え、管制システムが完全にダウンしてしまいます。スチュアート大佐率いるテロリストたちが管制塔を占拠し、エスペランザ将軍の身柄引き渡しを要求。上空では、ホリーの乗る飛行機を含む複数の機体が着陸できずに燃料切れの危機に瀕していました。トルドーは緊急事態を宣言し、バーンズと共にシステム復旧を試みますが、テロリストの妨害に遭います。

裏切りと策略!孤立無援のマクレーンは最後の手段へ

スチュアートは、反抗したバーンズたちへの見せしめとして、偽の管制指示を送り燃料切れの旅客機を墜落させるという非道な行為に出ます。怒りに燃えるジョンは、単独でテロリストに立ち向かうことを決意。政府から派遣されたグラント少佐率いる対テロ特殊部隊が到着しますが、彼らは実はスチュアートの仲間でした。ジョンはマービンやバーンズの協力を得ながら、テロリストの拠点を突き止めますが、またも逃げられてしまいます。一方、ホリーと同じ飛行機に乗っていたソーンバーグは、機内から事件を報道し、空港内をパニックに陥れます。

滑走路に燃える炎!ジョン・マクレーンの不運は終わるのか?

逃走用の貨物飛行機に乗り込もうとするスチュアートたちを阻止するため、ジョンは報道ヘリコプターから飛行機の翼に飛び移ります。翼の上での壮絶な格闘の末、ジョンはグラントを倒しますが、スチュアートに突き落とされてしまいます。しかし、落下する直前にジョンは燃料タンクの蓋を開けていました。滑走路に漏れ出したガソリンを目撃したジョンは、ライターで火をつけます。炎はガソリンを伝い、離陸直前の貨物飛行機は大爆発。その炎が誘導灯の代わりとなり、燃料切れ寸前だったホリーの乗る飛行機は無事に着陸。ジョンとホリーは、再び生きて再会することができたのです。ロレンゾ署長もジョンの活躍を認め、彼を見送るのでした。

まとめ

『ダイ・ハード2』は、前作に劣らず、いやそれ以上のスケールで展開するアクション大作です。ジョン・マクレーンの不屈の精神と、決して諦めない姿は観る者に勇気を与えます。空港という閉鎖された空間で繰り広げられるテロリストとの攻防、そして上空の飛行機を救うためのマクレーンの奮闘は、手に汗握る連続です。