アベンジャーズの中でも特に人気の高いキャプテン・アメリカ。彼の原点である『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、第二次世界大戦という時代を背景に、スティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカとして覚醒するまでの物語。
この記事では、キャプテンアメリカ誕生秘話から、キャプテンアメリカブレイブニューワールドとの繋がり、キャプテンアメリカ俳優の情報まで、ネタバレありで徹底的に解説します!
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のネタバレ!
スティーブ・ロジャースは、スーパーソルジャー計画によってキャプテン・アメリカとして生まれ変わります。親友バッキーを救出するも、バッキーはヒドラとの戦いで命を落としてしまいます。
レッドスカルとの最終決戦で、テッセラクトの暴走によりレッドスカルは消滅。スティーブはレッドスカルの飛行機もろとも北極に墜落し、70年もの間、氷の中で眠り続けることになります。
現代に蘇ったキャプテン・アメリカは、アベンジャーズの一員として、新たな戦いに身を投じることとなるのです。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の概要
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、2011年に公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の5作目にあたる作品です。ジョー・ジョンストンが監督を務め、クリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが脚本を手掛けました。制作費は1億4,000万ドル、世界興行収入は3億7,060万ドルを記録しています。
ジョー・ジョンストン
ジョー・ジョンストンは、『ジュマンジ』(1996年)や『ジュラシック・パークⅢ』(2001年) などを手掛けたことで知られる映画監督です。映画界入りは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)の特殊効果担当としてであり、ヨーダやボバ・フェットといった人気キャラクターのデザインにも関わっていました。
クリストファー・マルクス&スティーヴン・マクフィーリー
クリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーは、数多くのMCU作品で脚本を手掛けているコンビです。
キャプテン・アメリカシリーズでは、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』だけでなく、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)の脚本も担当しています。
その他の代表作としては、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)などがあります。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のキャスト
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)
クリス・エヴァンスは、キャプテン・アメリカ役として知られるアメリカの俳優です。MCU作品以外にも、『Gifted/ギフテッド』(2017年)などに出演しています。ちなみに、2005年・2007年の映画『ファンタスティック・フォー』では、2代目ヒューマン・トーチを演じていました。
ペギー・カーター(ヘイリー・アトウェル)
ヘイリー・アトウェルは、スティーブの上官ペギー・カーターを演じました。ペギーを主人公としたスピンオフドラマ『エージェント・カーター』(2015年)で主演を務めています。
ヨハン・シュミット/レッドスカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)
ヒューゴ・ウィーヴィングは、秘密結社ヒドラのリーダー、レッドスカルを演じました。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのエルロンド役や、『マトリックス』シリーズのエージェント・スミス役でも知られています。
バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)
セバスチャン・スタンは、スティーブの親友バッキー・バーンズを演じました。MCU作品では、ウィンター・ソルジャーとしても登場します。
エイブラハム・アースキン博士(スタンリー・トゥッチ)
スタンリー・トゥッチは、スーパーソルジャー計画の研究者エイブラハム・アースキン博士を演じました。
ハワード・スターク:ドミニク・クーパー ドミニク・クーパーは、トニー・スタークの父親ハワード・スタークを演じました。スターク社の社長であり、アースキン博士の実験に技術協力をしています。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のあらすじと結末
スティーブ・ロジャース
1942年、第二次世界大戦下のアメリカ。スティーブ・ロジャースは、正義感に溢れる青年でしたが、病弱な体質のため、兵士として入隊することができませんでした。それでもスティーブは諦めずに何度も志願し、アースキン博士に見出され、スーパーソルジャー計画の被験者となるチャンスを得ます。
スーパーソルジャー計画
アースキン博士は、超人血清を投与することで、兵士の能力を強化するスーパーソルジャー計画を進めていました。スティーブは実験に志願し、超人血清とベータ線照射によって、超人兵士へと生まれ変わります。しかし、アースキン博士はヒドラの刺客によって殺害され、超人血清のサンプルも奪われてしまいます。
キャプテン・アメリカの誕生
超人兵士となったスティーブでしたが、軍は彼を戦力としてではなく、キャプテン・アメリカというマスコットとして利用します。スティーブは、自分の望む兵士としての姿とのギャップに悩みますが、バッキーがヒドラに捕らえられたことを知り、救出に向かうことを決意します。
バッキーの死とレッドスカルとの戦い
スティーブはヒドラの基地に乗り込み、バッキーを含む捕虜たちを救出します。その後、スティーブはバッキーらとハウリング・コマンドーズを結成し、ヒドラの基地を次々と破壊していきます. しかし、ゾラ博士が乗った列車を襲撃する際、バッキーが谷底へ転落し、行方不明となってしまいます。
スティーブは、レッドスカルを倒すため、最後のヒドラ基地へ向かいます。レッドスカルは四次元キューブ(テッセラクト)の力で世界各地を爆撃しようと企んでいましたが、スティーブとの戦いの末、テッセラクトの力によって消滅します。しかし、レッドスカルの飛行機はニューヨークへ向かっており、スティーブは飛行機ごと北極へ墜落することを決意します。
現代への帰還
スティーブは、北極で氷漬けとなり、70年後の現代でS.H.I.E.L.D.によって発見されます。ニック・フューリーはスティーブをアベンジャーズ計画に誘い、キャプテン・アメリカは新たな戦いに身を投じることとなるのです。
まとめ
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、キャプテン・アメリカの原点を描いた作品であり、MCUを語る上で欠かせない重要な一本です。スティーブ・ロジャースの勇気と正義感、そして彼を取り巻く人々の愛と犠牲が、観る者の心を揺さぶります。
キャプテンアメリカブレイブニューワールドに繋がる物語をぜひお楽しみください。